Autumn and Winter 2018 / Japanese beauty

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古来から受け継がれる、美しき和の技や素材。
日本ならではの繊細かつ創意豊かな感性を、今あらためて堪能したい。


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上品な遊び心に胸躍る
シックに着る刺し子の妙

黒を基調にした落ち着きあふれる刺し子の訪問着。丁寧にひと目ひと目刺された柄は、実は「般若心経」。意外なモチーフが、遊び心のある装いを作ります。繊細なこぎん刺しの名古屋帯を合わせれば、針仕事ならではの美しさが引き立ちます。モノトーンの組み合わせに、桜色の帯締めでさりげなく華を添えて。

※価格はお問い合わせください。


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艶めく赤珊瑚の美しさ
和の心をジュエリーで

日本伝統の技を駆使し、華やかなジュエリーを生みだす作家・岩倉康二。シリーズ“秋の喜び”は、金の描く曲線が赤珊瑚を包み込む、気品に満ちたデザインです。珊瑚の傍らで朝露さながらにきらめくのはダイヤモンド。漆のような珊瑚の深い赤と、それを際立てるゴールド。和を感じさせる色彩は、お着物の装いにも。

RING ¥3,690,000(18k yellow gold, diamond, red coral)
PENDANT ¥2,358,000(18k yellow gold, diamond, red coral)


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和洋織りまぜた世界を
バングルに閉じ込めて

西陣織の帯や着物の生地をベースに、天然石やパール、金箔を自由に組み合わせ、透明なアクリルで包み込んだバングル。カトリックのお守りであるメダイや可憐な花のチャームなど、独自のインスピレーションを日本の伝統文化に織りまぜた世界観が魅力です。

BANGLE ¥30,240 each


9月8日(土)〜16日(日)
片見祝子・内藤忠行・大越汲花「愛でる和こころ展」


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光の中に紅葉が浮かぶ
七宝焼の希少な逸品

金属の枠組を酸で溶かし、銀線とガラスの部分だけを残す七宝焼の技法・省胎七宝。その繊細な美を長きに亘り追求してきた作家・高尾淳子。ガラス本来の色である、グリーンを印象的に使った作品が代表作です。淡く透けるガラスの中に、緑から藍へと移ろう紅葉が浮かび上がる様子は息を呑む美しさ。

「もみじ」¥4,104,000


9月15日(土)〜30日(日)
高尾淳子「省胎七宝展」


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明治の日本が誇る
華麗な工芸、芝山漆器

貝などの象眼を漆器にはめ込むことにより、立体的に細工を浮かび上がらせる工芸・芝山漆器の飾り皿。19世紀のシカゴ万博で入賞したのを契機に世界に知られ、明治期の横浜で花開きました。菊をかたどった皿の中央に縁起のよい尾長鶏を配し、黄金色に輝く花びらの部分には、蒔絵で山々や竹藪など日本の自然が描かれています。

「芝山菊蒔絵飾り皿」¥1,800,000